(※このサイトでは他機種との区別目的で、主に「BG-1400 (Bg.)」と表記する)
2011年辺りから復活し始めたグレコは、往年のオリジナル・ギターである「MR」を2012年に「MRn」シリーズとして復刻。その流れで2013年にリミテッド・エディションとして「Boogie」の復刻版「Bg.」シリーズ「BG-1400」が限定発売されることとなった。
特徴的なデザインはオリジナルの「BG800 (Boogie)」ほぼそのままに、新開発ピックアップのBlade Gangや、トラスロッドをボディ側から楽に調整できるボディ・エンド・アジャストメントの採用など、2013年当時の製造技術を用いて進化させた仕様となっている。ナット幅は「BG800 (Boogie)」後期とほぼ同じ40mmが採用されている。
Boogieサウンドの核であるコイル・タップ・バランサー・コントロール(中央のノブでハムバッキングからシングルコイルへとなめらかに変化させる機能)ももちろん搭載されている。音質は「BG800 (Boogie)」の傾向が再現されており、ミドル寄りのパワー感有るサウンドとなっている。
カラーは6色で、NAT×36本、BLK×28本、MRD×18本、MBL×18本、MPK×6本、MGR×6本、計112本の限定生産であった。純国産で製造は神田商会傘下のダイナ楽器。作りへのこだわりや豪華な専用ケースも相まって、販売価格は14万円+税となかなかお高くなっている。
指板はエボニーの様に黒いが、ローズウッドに着色しているだけなので指板清掃の際はご注意を。
Greco公式サイトの隅々まで見ても「Boogie」の名は一切出てこないので、何かしらの権利の問題などで「Bg.」の呼称になったのではと推測する。
Spec
G-MATIC 05C
1トーン
1コイルタップ・バランサー
3ウェイ・トグル・スイッチ
BG Special S102
Black (BLK)
Metallic Red (MRD)
Metallic Blue (MBL)
Metallic Pink (MPK)
Metallic Green (MGR)
MRD×18本、MBL×18本、
MPK×6本、MGR×6本の
計112本の生産