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BG-600 (Boogie) | Boogier | Greco「Boogie」「Bg.」「BGB」の情報ファンサイト

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BG-600 (Boogie)

(※このサイトでは他機種との区別目的で、主に「BG-600 (Boogie)」と表記する)

1989年になって、オリジナル・モデル「BG800 (Boogie)」の要素を盛り込みつつ新たに生まれ変わったリイシュー・モデル「BG-600」が発売された(初出は1987年の楽器フェア)。

「BG800 (Boogie)」からの主な変更点は、ボディサイズが5%程縮小、ボルトオン・ジョイント、ボディ材がバスウッド、ネック材がメイプル、ピックアップがDRY-Sなど。ネックにバインディングが付いたりもあるが、パーツなどを含めて大方オリジナルより劣化したモデルとなっている。

Boogieの肝であるハムバッキングからシングルコイルへとなめらかに変化させるピックアップ・バランサーはBG-600にも搭載されており、ピックアップは「DRY-S」を3基レイアウト。カタログによると「ストレートなアタックとシャープなトーンをクリアーにバランスよくアウトプットする”DRY-S”」と書かれており、オリジナルのBG800 (Boogie)よりも軽くて輪郭のくっきりとした音と想像できる。

カラーは4色で、画像からは判別し辛いが赤と青はメタリックカラーとなっている。

経年変化でピックアップカバーが色焼けし、黄色くなっている事が多い。またピックガードのBoogieロゴは消えやすく、BG800(Boogie)の様に彫り込み処理がされていないので、消えてしまった場合は痕跡が残らないので注意。

89年製の個体(シリアルナンバーがA89始まり)が大多数のため、短期間のみの製造、早期の販売終了となったようだ。

Spec

型番・モデル名
BG-600
発売年 (又は製作年)
1989
価格
60,000円
ボディ・サイズ
リイシューモデル・サイズ
ボディ
バスウッド
ネック
メイプル
ネック・ジョイント
ボルトオン(金属プレート有り)
ネック・バインディング
有り
フィンガーボード
ローズウッド
ポジションマーク
ドット
ナット材
ボーン
ナット幅
40.5mm
ネック・スケール
628mm (ミディアム)
フレット数
22
フレット・サイズ
ミディアムラウンド
ヘッド形状
リバース
ペグ
6連
MH-SGE(クローム)
ピックガード
3プライ
ピックアップ
DRY-S × 3
コントロール
1ボリューム
1トーン
1バランサー
3ウェイ・トグル・スイッチ
ブリッジ
ハードテイル
BR-AP6
重量
3kg台前半
出荷時の弦

塗装
ポリエステル
カラー
ミステリーレッド (MYR)
ミステリーホワイト (MYW)
ダークブルーメタリック (DBM)
リアルブラック (RB)
付属ケース
不明
生産国・製造メーカー
日本・富士弦
備考

Comments

  1. Kenn より:

    コメント失礼致します。
    カタログ上は別として、発売は1989年からのはずです。
    シリアルもA89から始まるモノが大多数です。
    ちなみにK00から始まるモノがあり、
    もしかしたらランニングチェンジでフジゲン以外で生産されていたかも。
    比較していないため、明確な仕様の差異は不明です。
    是非やってみて下さい。
    BG-600の最初期は1987年の楽器フェアで、
    ショッキングピンクのプロトが1本と、
    後のレギュラー品とほぼ同様の仕様のモノ(ブラック)が1本、
    参考出品として神田商会のブース正面に、
    当時輸入代理店だった関係でメサブギーのアンプと一緒に、
    「ブギーアンドブギー」と称して飾られていました。
    そのピンクのプロトの初代オーナーが実は僕で、
    現在は有名な某ゲレコマニアさんが所有しているはずです。
    長々と失礼致しました。

    • Kenn より:

      誤記がありました。
      失礼致しました。
      「K00」ではなく
      正しくは「K25」でした。

    • Toogie より:

      貴重な情報ありがとうございます!
      1987年が初出だったんですね。頂いた情報を元に加筆、修正をしておきます。
      確かに中古市場をチェックしているとシリアルはA89が多いです。今後レアシリアルのチェックも欠かさないようにします(笑)。
      ショッキングピンクのプロト気になります。後の製品版との違いはあったのでしょうか?

  2. Kenn より:

    ご返信ありがとうございます。
    プロトは、完全な別物でした。
    ボディの大きさからヘッドの形も微妙に違いがあり、指板インレイはシャーク。
    ピックガードは黒、PUはシングル3発でしたがPUカバーはなく、バランサーもなし。
    工場で楽器フェア用に遊びで作った感じですね。
    BG-1400やリイシューBG-800もかなりの数のプロトを作ったらしいですね。

    • Toogie より:

      おもしろいモデルですね、本当に別物です。
      近年の復刻版にもプロトが有るんですね。表に出てくることを期待したいです。

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